モンゴル記 11
夏休みも今日でおしまい
小5の娘は机の上にノートを広げたまま寝そべって「集中できん」と言って鼻歌など歌い
「あ~モンゴルがなつかしい」などとつぶやき 現実から逃げています
まるで鏡をみてるようでぞっとします
さて、モンゴル記、最終回になりました
といってもいつまたぶり返すかわかりません
モンゴル熱、冷めやらず ですから
8/13 ウランバートル
ウランバートル エンフタイヴァン(平和大通り)にあるノミンデパート(旧国営デパート)
の 前にあった露店
小粒の青りんご ちょっと渋くて
せつない味でした
ひまわりの種のチョコがけのお菓子を買ってポリポリ
違和感なし
いつも目の前にある風景から そこから、どんなに想像しても行けない、たどり着けない場所があった
どんなに想像を豊かにしても 未熟な私たちは肉体までは連れて行くことができない
その場所が今 目の前にある
飛行機が 車が運んでくれるんじゃない
時間が私たちを先へと先へと 未来へ運んでくれる
それは肉体を持った私たちが 時間を旅しているからだ
時間の船に乗り込んだ私たちは そこに留まろうとしても押し出される
そこで、肉体でなく、魂に記憶を残す
そこからいつでも どこにいても アクセスできるよう 魂に記録を残す
左の手首を握れば
私たちはもういつでも どこにいても 行きたいところへ いける