夢の話です

タコ焼きのタコが固くて噛み切れなくて

思い切ってガリって噛んだら


激痛と血の味がして目が覚めた


タコちゃん　わたしの舌だったのね



噛み切らなくてよかった






いつもとかわらない長い一日のはじまり

同じように一日過ごしても
こんなにも違うもんですか
昼寝もなしで


賑やかなのが好きなくせに
一人になりたがる


楽しいと　あんまり楽しいと
しんどくて

逃げ出したくなってしまう


帰りたいわけじゃないけど
ちょっと
ひとりになりたい　て
思ってしまう


ひねくれものです







でも

帰り道で

お月さんに会えると

もういろんなこと忘れてしまって

ほんとにいろんなこと忘れてしまって

口笛ふきふき


凍みた路面に影落とし

ゆらゆらゆれながら

おうちへ帰るのです