ビー玉転がすように

女神ちゃん

2013年09月25日 02:21

時々
なんかの拍子になんでもないことをふと思い出すことがある

昔行った旅先の宿から見た夜の小さな街の街灯だとか
昔住んでいたアパートの一階のはしっこの佐々木さんだとか
従姉妹と遊んだ着せ替え人形のドレスだとか
いまはもういないじいちゃんに連れられて乗った地下鉄のシートとか
自転車であてもなく走った知らない町の知らない店先の玄関とか
旅先で入った喫茶店の壁のタイルだとか
堤防を走る車の助手席から眺めた青い河川敷とか

たいていそれらはなんかしらの匂いや光、景色によって
記憶の蓋を開けることで呼び覚まされるんであろうけど
たいして強く意識していた光景でもなく
それで特になにというわけでもないのだが
なんとなく懐かしい気持ちになり
帰れない場所が増えたなぁ
などとちょっとなんともいえない気持ちになり
やっぱり少しずつ前へ進んでいるのだな
進んでいくのだな
と思うのだ

そういえば
また今朝もパジャマ後ろ前で着てました
夕べ寝苦しかったわけだな

夕べ真夜中に見た映画のせいばっかりでもなかったちゅうわけで


またうたた寝してしまった
ふとんとんでおやすみなさい


関連記事
『おいぬ市』
helix
日曜日
ジャワカレー
寝る前、スマホあるある
じいちゃん軽トラを運転する
ポスト
Share to Facebook To tweet