萌葱
じつに二十日ぶりの休みだった
たっぷり朝寝した
二日続いた鍋に
酒粕を入れて煮込んだら最高にうまかった
餅も入れた
なんだか力が湧いてきた
印刷屋さんといい
その横のTシャツ屋さんといい
なんだか人のよさそうな
というか
よき人に巡り合えているような
ここ数年
そういう巡りに乗ったような
そんな気がしてならん
思いは通じる
願いは叶う
そんな気がしてならん
陽が長くなった
まだまだ凍みるけど
じわじわゆっくりとほどけていくとけていく
昨日今日入った喫茶店のテーブルの上の
ガラスのお皿に浮かんだ
首から上だけの萌葱色の切花
大輪の菊が印象的でした
夕暮れに追いかけられ
夕焼けを追っかけていく高速バスに揺られ
ズンドコ君は国へ帰っていきました
とさ
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