親バカの心得

抜け殻のようになってました
たった今まで

迎えにいったのに終わって出てきた娘の姿さえもわからないほど緊張しまくって、
真っ直ぐ帰ってきて寝転がり天井をぼーと見てました
いやほんと、自分でもびっくりするぐらい緊張した一日でした

娘といえば気楽になってしまったのか、
ぜんぜん掃除片付けしない子なのにいきなり部屋の片付けを始めてますし、
方や天井見つめぼー

人と電話で話してやっとで我に戻った感じです
自分の入試などではこんなに緊張した覚えなかったんですが、
子どものこととなると自分のことより取り乱すものなんですな、親って


それで今日朝一、仕事場のパソコン調子悪く、
業者さんと電話で連絡取り合い、
遠隔で操作してもらいながら修正するということをしてたんですが、
一度シャットダウンしようと思ってもできない、
けどサーバーにアクセスもできない

電話の向こうでお兄さんがあれこれ指示してくれるので、
そのとおりにやってみる

「ではこれで一度シャットダウンしてみてください」

「はい・・・・できません」

「落ちませんか？」

「落ちません」

「ではもう一度、今度はこちらを開いてください、リモート操作しますね」

「はい」

「ではシャットダウンお願いします。落ちましたか？」

「できません」

「落ちませんか？」

「落ちません」

「おかしいですね、落ちないですか」

「どこがおかしい（原因）んですかね？落ちないんですよ、さっからやってるんですけど」

「ではもう一度、・・・・・落ちましたか？」

「落ちません！」



このやり取り20分しました

最初の一言では気づかなかったけど、
お兄さんがあんまり落ちないですか？
としつこく聞いてくるうちに、こちらもなんとなくムキになってしまい、
なんで今受験生送ってきたばっかの母にこの人はこんなに無神経に、
「落ちませんか？落ちないですか？」
と聞くのか、
と気になりだしたらもうそれが何かの呪いというか、
まじないのように思えてきてしまいこちらも意地になって
「絶対落とさへんで！」
みたいにムキになり、

「落ちませんか？」

「落ちません」

「やっぱり落ちないですか」

「さっから落ちないって言ってるじゃないですか」

とやりあい、
ようやくシャットダウンに成功

「落ちましたか！」

「シャットダウンできました！！」

と締めくくることができたというわけです


よく考えれば、シャットダウンできないと次に進まないんだから仕事にならんわけやし、
なにをそんなにムキになってたんかアホじゃないかと思うのですが、
受験生を持つ親というのはまったくわけのわからんところに反応してしまう生き物なのですな
試験終わって（自分が試験受けたわけじゃないけど）抜け殻になったあと、すこし正気を取り戻し、
始めてバカさ加減に気づいたというものです


やれやれ

富士のお兄さんお騒がせしてすんませんでした