こんな人間ですがどうかひとつ
久しぶりです
昨日は同窓会でした
仕事だったので二次会からの参加
約十年ぶりに会う中学までの同級生
なんで中学までのかというと、出身がど田舎で保育園から中学校卒業するまでずーっと一緒だから
それでも中学校に上がると2クラスになりました
わたしは中学まで闇黒期を過ごしてまいりました
なので記憶が断片的にしかなく、鮮明に覚えてるのはカエルの解剖の授業のため、校舎の裏の田圃にみんなでぞろぞろ出て、
グループで一匹ずつ手頃な大きさのヒキガエルを捕まえ教室へ持ち帰り、クロロホルムを嗅がせ、
背の高い奇妙な唄を自作する理科の先生の言うとおり解剖し、
シャーレの上で体を切り開かれても肺や心臓が脈打って動いている張り付けられたカエルを、
午後の授業が終わって部活動に移動するときにまた眺めたことくらいしか覚えてません
ひどい記憶です
そんな同級生たちとの同窓会ですので、それほど期待もなく、むしろ何もなかったら行かないのですが、
なにせ来月自分のイベント抱えてるので景気づけに友達の店で一杯やり、
知らん顔ばっかやろうな、と乗り込んできました
スナックという人生でそんなにない体験
店の奥で輪になって座ってる人たちはいいおじさんおばさんばかりでした
でもそんな中にも一人くらいはとんでもないきれいな子がいたりして、
一足お先に、とその奥さん、帰り際に握手して別れたんですが、思わずその握手した手を嗅いでまいまして、同級生のおっさんらにおれもおれも、と
わたしの手の匂いを嗅がせてやりました
今なので白状しますと、こいつら全員にチケット買わせる、くらいの気持ちないわけではなかったんですが、
やっぱり同級生っていいもんですね
闇黒期生きてきたわたしが言うことでもないのでしょうが、同じ教室に机を並べ、一緒に給食を食べ、泣いて笑って共に暮らした12年(!)
そうそう忘れることなんでできないんです
すっかり姿形は変わってるんですが、みんなあんころのままの顔をしていました
みんないい顔してました
みんながあんまりいい顔すぎたのでポスターをケースごとどっかに忘れてきてまいました
持って行ったチラシも3枚ほどしか配れず、誰かを口説き落とすこともできず、上機嫌で酔っ払いすぎ、
知人の店のトイレと仲良くなり、最終的に家の前の下水の蓋の上で寝ていました
最後まで面倒みてくれたUちゃん、ほんまありがとう
とまぁこんな具合で平成最後の夏は過ぎ行きつつあります
夕暮れから夜へ
業務連絡で日が暮れた一日だけのお盆休み
外は雨
集まっては散っていく友よ
どこの地で生きてもお前さんたちの顔は忘れない
みんなまた生きて逢おうぞ