喉のつっかえ
高齢のお母さんを亡くされた息子さんのケースを
振り返り
みんなで話をした
ケース内容については詳しく書けないけど
どうにもわたしは
もやもやしてしかたない
もやもやイライラ
わたしは直接関わっていないからよくはわからないけれど
なんかもやもやしてくる
みんな自分のやってきた仕事が大変だから
だったから
それを認めてもらいたい
慰めあうことでほっとしてる
どうもそんなふうに見えてきて
それだったらどこかの居酒屋でお酒飲みながら慰めあえばいいじゃないか
いまここでカンファレンスと名うってやってることは
遺族の感情をおかずにして
マスターベーションしてるだけじゃないのか
医療に関わるもの同士として
互いをねぎらい
次へ進むステップとして
もしかしてそれは必要なことなのかもしれない
けど
今か?
自分はどうもみんなと視点が違うということに気がついた
もしかしたらそれは医療従事者の視点ではないのかもしれない
どころか
医療従事者としてはいらない視点、致命的な感情なのかもしれない
けれどわたしは看護婦をやっている
どうにもこうにもすっきりしない感情が一部を支配したままだったので
ここにぶちまけさせてもらった
自分は思ってることの10分の1も吐き出せていない
もやもやした思いのまま布団に入る
もうかれこれ10年くらい
ゆっくりリハビリしながら生きている