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宵の明星



左側に小さな白い点があります
金星です

4月下旬にかけて、少しずつ欠けていきます

4月いっぱいは見れるようですよ

日が沈んだら西の空を見てみてください icon69  

Posted by 女神ちゃん at ◆2010年03月30日20:32スキマ

黒猫チロルのあさ

朝5時 
 
なんとなく目が覚めた

となりを見ると 主人は気持ちよさそうに寝息をたてている

そうっと起こさないように布団からはい出る

そのまま足音をしのばせ部屋のドアを開け、階段を下りた

外は少しずつ明るくなり始めている

なんとなく喉が渇いたので水を少し飲んでみた

まだ家族の誰も起きてこない

普段いつも聞こえるいろんな音が今はなにもない

テレビから流れる賑やかな音

子ども達がかくれんぼする足音

プルルルルルルル・・・電話の音

食器を洗う音

洗濯機の音

ピアノの鍵盤をたたく音

おじいさんが新聞をめくる音


いつも聞こえるいろんな音が 今はなにもない

耳を澄ましても聞こえるのは自分の廊下を歩く小さな足音だけ

みんなを起こさないようにそうっとそうっと

ふと立ち止まってみる

顔を洗う 念入りに  ひげを撫でる

背筋を伸ばしてかるくストレッチ

炊飯器のスイッチが入り蒸気が上がりはじめた

新聞配達のおじさんの自転車のブレーキの音がする

鳥の声がする

廊下のカーテンのすき間から朝日が差してきて 床に淡い黄色の光のすじを落としていく 


そろそろみんなが起きてくる時間

家の中がいろんな音で動き始める前に


ひとりそっと抜け出そう

まだかいだことのない今日の空気を  まだ踏んでいない今日の一歩を

小鳥たちのさえずりと虫たちの引越し


草木のしずくでシャワーしよう

お日さまにみんな帰ってしまう前に 月のしずくでシャワーしよう














  

Posted by 女神ちゃん at ◆2010年03月26日00:04スキマ

マトリョーシカちゃん

マトリョーシカちゃんのきょうだいは5人きょうだいです
上から順に、ターニャ、アリョーシャ、マーシャ、アーニャ、そしてマトリョーシカちゃんは末っ子です

一番上のターニャは、料理自慢なお姉さん
二番目のアリョーシャは、釣り自慢なお兄さん
三番目のマーシャは、刺繍自慢なお姉さん
四番目のアーニャは、かけっこ自慢なお姉さん

末っ子のマトリョーシカちゃんは・・・

得意なものがないのです 自慢するものがないのです それでいつも姉さんたちにからかわれては泣いていました

「マトリョーシカは何にもできない 何にも自慢できるものがない!」
節をつけて歌われ、今日もマトリョーシカちゃんは泣いていました

「どうして私だけ得意なものがないの? お兄さんもお姉さんもみんな自慢できるものがあるのに・・・」
ひとり泣きながら赤いレンガの通りを歩いていると、灰色猫が飛び出してきて言いました

「何を泣いてるの? 何か悲しいことでもあったのかい? それともどこか痛いところでもあるのかい?」

「ありがとう、親切な灰色猫さん。痛いところはないわ。けど悲しいの。私には自慢できるものがないの」
そう言うとマトリョーシカちゃんはまた泣いてしまいました

「なんだ そんなことか なら簡単だ きみの家の今日の昼ごはんのおかずはなんだった?」

「え?昼ごはんのおかず?えーと・・・サーモンよ サーモンのパイ  それがなにか?」

「そのサーモンはどうしたんだい?誰が釣ってきたんだい?」

「アリョーシャよ アリョーシャ兄さんが釣ってきたの とっても大きくて家族みんなで食べても食べきれないくらいおおきかったのよ  アリョーシャは釣りが得意なの」

「それをパイにしたのは誰なんだい?」

「ターニャ姉さんよ ターニャの作るパイは最高なの ターニャは料理が得意なのよ」

マトリョーシカは自慢げに言ってみました

「きみの兄さんと姉さんはすごいね! 自慢の姉さんと兄さんじゃないか」

「・・・けど・・・私には得意なものがないの 自慢のものがないの」

そう言うとまたマトリョーシカちゃんは泣いてしまいました

灰色猫はマトリョーシカちゃんの横を歩きながら言いました

「ねぇねぇ そんなに泣かないでおくれよ な?  きみのその素敵な頭巾が涙で濡れちゃうよ?」

マトリョーシカちゃんはハッとしました  今マトリョーシカちゃんのかわいい小さな頭をくるんでいるのは マーシャが刺繍してくれた世界にたった一つしかない頭巾だったからです

「灰色猫さん、この頭巾 マーシャ姉さんが私の誕生日にプレゼントしてくれたものなのよ 手作りなの  ね?素敵でしょ?」
マトリョーシカちゃんは自慢げに言いました

「いいなぁ 姉さんの手作りのプレゼントだなんて だったら世界にたった一つだろ? うらやましいよ」

なんだかますますマトリョーシカちゃんはいい気分になって自慢げな顔をして今度はスキップをはじめました

「おいおい 待っておくれよ  そんなにスキップなんかして 上機嫌じゃないか」

「そうよ なんだか気分がいいの  灰色猫さん 競争しない?」

「あぁいいとも だけど俺をなめると後で泣きをみるぜ?」

「フフン 私だって負けないわ 後で泣くのは灰色猫さんよ」

マトリョーシカちゃんと灰色猫は大きな木の下に立ち止まりました

まっすぐ続く赤レンガ 遠くにまた大きな木が見えます 周りには誰もいません

「あの大きな木まで競争よ」


「位置について! よーい どん!!」


マトリョーシカちゃんは走りました
マーシャ姉さんのくれた頭巾が風を切ります
先ほどアリョーシャ兄さんの釣ったサーモンで、ターニャ姉さんが作ったパイをお腹いっぱい食べたのでどんどん力がわいてきてきます
そしてアーニャ姉さんが教えてくれたかけっこの秘密技でぐんぐん早く走れます

目の前に大きな木が見えました

「一等賞ー!! ゴール!!」
マトリョーシカちゃんは思わず自分で叫んでいました

マトリョーシカちゃんは灰色猫に勝ったのです

その後ろを灰色猫がハァハァ言いながらやっとゴールにたどり着きました

「なんだよ すごいじゃないかぁ  きみがそんなに早く走れるなんて思ってもみなかったよ」

「早く走れるのはあたり前よ? だってマーシャ姉さんがくれた頭巾で、アリョーシャ兄さんの釣ったサーモンでターニャ姉さんがパイを作ってそれをお腹いっぱい食べて、それでアーニャ姉さんが早く走れる秘密を教えてくれたんだもの!」

マトリョーシカちゃんは得意げに灰色猫さんを見て言いました


「君のきょうだいたちはすごいんだね だってこんなに自慢してくれる妹がいるんだもの」

「そうよ みんな私の自慢のきょうだいなの!」


辺りはそっと夕焼けに包まれ始めています

なんだかどこからかいい匂いがしてきます

マトリョーシカちゃんは急にお兄さんやお姉さんに会いたくなりました

「灰色猫さん、またこんどね  今度は丘の上まで競争よ」

「あぁのぞむところさ さぁもう日が暮れるよ  お帰り?」

「ありがとう 灰色猫さん またね」


そう言うとマトリョーシカちゃんはスキップしながら兄さん姉さんの待つ家へ帰っていきました

素敵な刺繍の入った頭巾を小さな肩になびかせながら

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Posted by 女神ちゃん at ◆2010年03月25日02:09スキマ

hatogoya



名古屋大曽根にある喫茶店「ぱんとまいむ」

先日金森幸介さんのライブがありました。幸介さんのライブはもちろん素敵だったのですが、私は「ぱんとまいむ」で運命の出会いをしてしまいました。

「はと」さんです。広島出身の若い絵描きさんです。

ひとめぼれ  そして見れば見るほど惚れなおし、気付いたら「はとグッズ」たんまり買い込んでましたicon46



すてき icon92

今度はぜひご本人にもお会いしたいです icon90


  

Posted by 女神ちゃん at ◆2010年03月24日22:02スキマ

ローマ展



行ってきた のだ

女神アテナのブロンズに見とれ、モザイクの噴水に圧倒された。

火山灰に埋まった都市、ポンペイから定鋏や鍬、熊手が出土し、それらの展示品は、贅沢に見える装飾品とおなじフロアで同じようにショーケースに展示されていた。当時のポンペイの庶民のゆったりとした暮らしがうかがい知れるような 素朴な展示品だった。


去年6月は横浜のエジプト展、夏には名古屋ボストン美術館のギリシャ展と一連の流れに乗って見てまわることができた。これもなにかしらのお導きなのだろう icon91  

Posted by 女神ちゃん at ◆2010年03月24日21:38スキマ

荷物



いつかの高速バスの車窓からみた夕焼け


あの日私はなにかを持ち帰ったのかな

あの日私はなにかを置いてきたのかな

バスの席を立つとき コトッと音がして何かが座席の下に転がり落ちた気がした
  

Posted by 女神ちゃん at ◆2010年03月18日01:37スキマ

山登り



はじめての雪山
 
普段まったく運動していない体にはかなりキツイしごきだった
直前まではいろいろなことを考えていた  山へ行ったら何か変わるかもしれない、とか、ごちゃごちゃした考えを整理できるかもしれない、とか

けど途中途中で休憩するたび あー何にも考えてなかったー と思い直し、また再び足を踏み出すのだがやっぱり何も考えてない
それを繰り返しながら山頂へ着いた 

あー お腹すいたー

3時間弱歩いてそれしか出てこない

やたらにまぶしい雪原と、やたらにおいしいカップ麺


山へ行ってわかったこと


山頂で食べるカップ麺は おいしい




  

Posted by 女神ちゃん at ◆2010年03月15日21:54スキマ