ジャングル last
「ゆみこ!早く!」
小指くらいになったゆみこの母は、洗面所の縁につかまって叫んだ
「なんでぇ~?!」
いちかばちか・・・ゆみこは飛び込んだ
しゅるるるるるるる・・・
「なんでぇ~っ!!!?」
ゆみこの体もみるみるうちに縮んでいった
小指ほどの大きさになる頃には洗面所の水の流れにバシャン!と落ちた
ゆみこの母はゆみこの腕をガシッとつかまえた
「さぁ 行くわよ ゆみこ」
そういうと母は縁につかまっていた手を離した
その頃建物のあちこちで手をつないだ母と子が逃げ惑っていた
ティラノは手当たりしだいに破壊していた
「はやと!飛び込むわよ!」
洗面所を見つけたはやとの母がはやとを連れて飛び込んだ
しゅるるるる バシャン!
次から次へ飛び込む親子
しゅるるるる ボチャン!
しゅるるるる バシャン!
あちらこちらでしゅるる ボチャン! しゅるる バシャン!
そしてその洗面所の水の流れに沿ってたくさんの親子は流されていった
ばしゃあ~っ!
たくさんの水と一緒にゆみことお母さんは外へ飛び出した
「ゆみこ!」
「おかあさん!」
二人は抱き合った
「よかった!!外に出れたのね 建物からだいぶ離れたみたい 助かったわ!」
ばしゃあ~っ!
ばしゃあ~っ!
はやとがまきがたけしが飛び出してくる
「よかった!みんな無事だったのね」
みんなは再会を喜んだ
「海が見える!せんせい 海が見えるよ!」
はやとがさけんだ
「それじゃあ あの浜辺まで行きましょう! そこでお弁当食べましょうね」
「でも・・・園長せんせい お弁当ベチャベチャだよ?」
まきがつぶやいた
「おれ お茶漬けだいすき!!」
たけしが言った
みんながわらった
完
注 : このお話は、私が保育園時代に実際に繰り返し繰り返し見た夢であるからして、ノンフィクション(?)なのであります。ちなみに最後の「完」という字もちゃんと出てきました。
小指くらいになったゆみこの母は、洗面所の縁につかまって叫んだ
「なんでぇ~?!」
いちかばちか・・・ゆみこは飛び込んだ
しゅるるるるるるる・・・
「なんでぇ~っ!!!?」
ゆみこの体もみるみるうちに縮んでいった
小指ほどの大きさになる頃には洗面所の水の流れにバシャン!と落ちた
ゆみこの母はゆみこの腕をガシッとつかまえた
「さぁ 行くわよ ゆみこ」
そういうと母は縁につかまっていた手を離した
その頃建物のあちこちで手をつないだ母と子が逃げ惑っていた
ティラノは手当たりしだいに破壊していた
「はやと!飛び込むわよ!」
洗面所を見つけたはやとの母がはやとを連れて飛び込んだ
しゅるるるる バシャン!
次から次へ飛び込む親子
しゅるるるる ボチャン!
しゅるるるる バシャン!
あちらこちらでしゅるる ボチャン! しゅるる バシャン!
そしてその洗面所の水の流れに沿ってたくさんの親子は流されていった
ばしゃあ~っ!
たくさんの水と一緒にゆみことお母さんは外へ飛び出した
「ゆみこ!」
「おかあさん!」
二人は抱き合った
「よかった!!外に出れたのね 建物からだいぶ離れたみたい 助かったわ!」
ばしゃあ~っ!
ばしゃあ~っ!
はやとがまきがたけしが飛び出してくる
「よかった!みんな無事だったのね」
みんなは再会を喜んだ
「海が見える!せんせい 海が見えるよ!」
はやとがさけんだ
「それじゃあ あの浜辺まで行きましょう! そこでお弁当食べましょうね」
「でも・・・園長せんせい お弁当ベチャベチャだよ?」
まきがつぶやいた
「おれ お茶漬けだいすき!!」
たけしが言った
みんながわらった
完
注 : このお話は、私が保育園時代に実際に繰り返し繰り返し見た夢であるからして、ノンフィクション(?)なのであります。ちなみに最後の「完」という字もちゃんと出てきました。
Posted by 女神ちゃん at
◆2010年04月22日20:39
│スキマ