待宵

17時はもう暗いです

明後日は冬至

一年で一番昼が短い日です


16*50 仕事中、ダンボールを捨てに裏から外に出ました

重い鉄の扉を開けると 外はもう暮れてアスファルトや周りの倉庫の屋根、あたり一面群青色を落として
すきまの時間です
一歩足を踏み出した私の目にとまったのは
靄に浮かぶお月さんでした
月齢14
満月もきれいですが
このくらいの少し欠けた月はまた格別です

雨上がりのような靄があたりを覆って
その中にほんとに箱舟のように浮かぶ黄金色のお月さん
とたんに顔の筋肉がゆるんで
今まで力入ってたんだなぁってわかりました

ダンボールを捨てて 白衣のままお月さんに手を合わせ
お月さんを背に 扉を開けて仕事に戻りました

やっぱりお月さんとともに生きたい
いつもともに


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Posted by 女神ちゃん at ◆2010年12月20日20:20スキマ
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