スキマ

2011.10.15（土）美濃加茂「ワンダーランド」

前日の興奮が醒めず
夢から醒めず
　
いや　醒めてなるものか　と

美濃加茂まで行ってきました

道中、いろんなお話をしました
ゆっくり電車で移動のほうがよしこさん疲れとれたかも・・・と思いながら
すんません　よしこさん

到着すると、ワンダーランドの常連のおじサマが栗きんとんを作るために
栗の中身をせっせとほじくってみえました

リハも終わってマスター修さんのおいしいカレーをいただきます

ぼちぼちお客さんも入り始め
ライブは始まります




あぁ今日もきれいです　よしこさん

そしてかっこいい！

一言一句、一挙一動目が離せない



もうじき発売のNewAlbumからの曲中心にライブは進んでいきます

前日とは打って変わって
ワンダーランド、オジサマばっかです
でもいつものここの風景です




ダルシマーを弾くよしこさん


この音、この楽器
生は今回が初めてやったけど
よしこさんの演奏のせいかな
なんかとても懐かしい音だった
それこそほんと学校の音楽室を思い出す
いやもっと前かも
もっとずっと前

吟遊詩人の話
昔中学生のとき初めてその「吟遊詩人」という言葉を知った

この歳になって
いろんな音楽をやってる人に出会って
やっとその言葉の意味がわかりかけた気がする


わたしは音楽が好きです
そして等身大、そのひとそのものの音楽をやってる人たちがやっぱりだいすきです




打ち上げは修さんのおいしいおいしい手料理で乾杯
が、お茶で乾杯
しかたあるまい
がまんなのです

でも栗きんとんがサイコーにうまかったのでお茶でも大満足だったのです



きれいでステキすぎる女の人を前に、夢のような時間は永遠には続かず
やがてお別れの時間となりました


よしこさんにお礼を言ってハグして
大満足で車に乗り込んで41号をひたすらに北へ向けて走ります
カーステから流れる音楽は浅川マキさんの
「夜が明けたら」です


真夜中の国道は誰も走っていません
雨に濡れた路面に散らばった落ち葉を
車のライトがぼやっと照らします

このまま迷い込んで帰れなくなってしまってもいいかな

なんて思いつつ
車はしっかりと国道を北へ


よしこさんの音楽はあったかい
わたしはわたしのいちばんあったかい場所へ帰るよ
ありがとう　よしこさん
音楽以外のいろんな話もいっぱいしてくれてありがとう
いっぱい聞いてくれてありがとう

よしこさんに
「きれい　ステキすぎる　かっこいい！」と絶賛したら

「普通だよ　普通のひとでいるんだけどな」

と言われました


よしこさん、普通のひとです
でもやっぱり違うんです
ずば抜けているんです　輝きが



そうやな
よしこさんはお月さんのような人やな
なんて思いながら
見えない月を思って
わたしはおうちへいそいで帰りました