ぱんだのやかん
台所に足投げ出して
壁にもたれながら音楽をきいている
寝る前のこんな時間に
今日あったことを思い出して
今日会った人や
今日吹いた風や
踏み切りの中の電車や
線路の先や
橋の上の埃くさいにおいや
あのとき言われたことや
あのときの涙だったり誰かの笑顔だったり
誰かの寝顔だったり
あのときのやわらかいひかりとか
あのときの音楽とか
寝る前のほんのすこし前
壁にもたれながら音楽をきいている
台所のやかん
炊飯器の横の食パン
コーヒーフィルター
台所の向こうは外
その世界を夢見ながらこの仕切られた小さな箱の中でわたしは寝息をたてる
壁にもたれながら音楽をきいている
寝る前のこんな時間に
今日あったことを思い出して
今日会った人や
今日吹いた風や
踏み切りの中の電車や
線路の先や
橋の上の埃くさいにおいや
あのとき言われたことや
あのときの涙だったり誰かの笑顔だったり
誰かの寝顔だったり
あのときのやわらかいひかりとか
あのときの音楽とか
寝る前のほんのすこし前
壁にもたれながら音楽をきいている
台所のやかん
炊飯器の横の食パン
コーヒーフィルター
台所の向こうは外
その世界を夢見ながらこの仕切られた小さな箱の中でわたしは寝息をたてる
Posted by 女神ちゃん at
◆2012年05月25日00:19
│スキマ