スキマ

昨日、余裕もって卒業式に向かうつもりだったのですが、
娘は例のごとくコタツ泊で、
髪型がキマらない！とかでキーキーで
そんなわたしも余裕こいていたら、
何を思っていたのか一時間勘違いしており、
結局いつもの朝のように慌ただしいハレの日になったというわけです

そんなバタバタの朝、
中学校最後の制服に着替えながら娘が一通の封筒を取り出しました

「はい、これ」

まさかと思い、
けどまさか、
いややっぱりまさか！

封筒の表には
『お母さんへ』

「昨日渡すつもりやったけど寝てまった」


そこには思ってもみなかった文章がありました

ひとりの人間としてわたしを見ていた娘
母親、家族を見つめていた娘


自分で言うのもなんですが、
優しい子に育ってくれているとは思っていたけど、
こんなことを見ていたのか、
こんなこと考えていたのか、
こんな優しい文章書けるようになっていたのか
と、

衝撃と感動の波が一気に押し寄せ、崩壊

卒業式前に大泣きこいて卒業式向かいました


子どもは心配しなくても親離れしていくようですが、
親もこうやって一つずつ卒業式終えていくのでしょうか

頼もしい背中を
こうやって後ろから見つめられることに感謝しつつ、
また見つめられていることに感謝しながら、
一日一日を歩んで行きます