スキマ

  

夕べは一人で良元優作ライブの復習をしておりました
といっても、去年の犬山「珈琲ふう」のライブ録画です
高山のはまだおあずけです
友人が録ってくれた映像をヘッドホンつけて見ながらひとり盛り上がって
もっかいライブ感を楽しむやつです
去年の「ふう」は中島直樹（w.b）と一緒でした
声でっかいです　　マイクなしでした
やっぱり良元優作いいです　なんであんなに素直なんでしょう
なんにも飾らない　　なんやろな　そのときの優作そのものがそのまま出てしまう
わたしはこういう歌い手さんがだいすきです
あーもっと歌ってほしかった
わたしは欲深なので、もっと聞きたい　がいつもあります
それもライブの途中から　まだ終わってないのに
もっともっと聞きたい
ずーっと聞いてたい
でもほんとにずーっとやとお互い疲れるので無理です
でもやっぱりもっと聞きたいはいつもあります
で、もう次のライブが待てないのです
わたしの頭のなかはいつも音楽でいっぱいです


「モーター」　良元優作　



5.7~8　良元優作with原田茶飯事　岐阜ツアー記事→http://w9393.hida-ch.com/e323643.html



「ローとハイ」 クリームチーズオブサン


思いがけない出会いの原田茶飯事もかなりうれしかった
彼はバンドも二つやってて、これは主に東京で活動してるバンドみたいです
このひと　かなりおもしろいです
要注目です





  

真夜中に
シャワーを

一枚皮の身体
ぬるいお湯が頭のてっぺんから爪先まで
爪先から床の排水溝へ

わたしの身体には入り口がいっぱいあって
出口がない

シャワーをかぶったまま目を開けてみると
格子模様の風呂場のタイルがすぐ目の前に見えた

目を細めたりおっきくしたりしたら
タイルはいつものところにあって
目の錯覚だと気づいた

ちいさいとき

グラウンドのフェンスが同じように見えて
気持ち悪くなって砂をぶつけたっけ

フェンスづたいにずっといっても立ち止まるたびおんなじで
そのたびに格子模様の間から向こう側の空が
白い入道雲を抱えているのが見えた

昼顔の蔓が絡まっているところまでいってみると
向こう側で薄桃色の昼顔が
ぬるい風に吹かれゆらゆらしていた

あのころ


目の前にあるものがすべてで
目の錯覚なんて誰がそんなでたらめ言ったんだろうって
しおれていく昼顔をみながら思った